M16Aのブログ

うつ病と診断された私の回復までの軌跡です。

事故とうつ病って、、、

今現在は事故で負傷した右足の骨折以外はメンタル的にも安定しているので、一応は大丈夫と言った感じです。

 

今回事故に会って、1番に思ったことは周りの人への感謝でした。

平日の午後13時頃の事故だったんですが、痛みで道路のど真ん中で1分ほど動けずに蹲るような状況でした。

幸いにもバイクは通行車両の邪魔になりにくいところにデーンと転がっていたのでまだよかったんですが、私はなかなか足が動かず、どうにかこうにかして歩道に逃げ込みました。

その時に「あぁ、誰も助けてはくれないもんなんだな」と思い、ひとまず目で見える傷の確認をしました。足の怪我が酷く膝と足の親指付根に大きくエグれるような裂傷があったのでこれ骨折れて突き破っているかもと思いました。

そんな確認をして、意識は意外にはっきりしていたので通報を使用と思った時には4〜5名の方が私のバイクを歩道脇に寄せてくれ、しかも通報してくださっていたのです。

 

その時に「なんて良い人たちなんだろう、助かった」と思いました。その瞬間に安心感からか意識が急に遠のく感覚が襲ってきたので、近くの人の問いかけに答えてどうにか意識を保つことができました。

 

不慮の事故とは言え、見ず知らずの他人に手を差し伸べてくれる人の誠意には感動を覚えました。

 

個人的な見解ではありますが「うつ病」も交通事故と近視感があるように思えます。

突発的な出来事や職場環境の変化、人間関係の悪化など「うつ病」の発症原因は十人十色といって良いと思います。※専門家ではありませんのであくまで「うつ病」だった自身と照らし合わせています。

 

ですが、交通事故・うつ病のどちらにも重要なのは周りと家族のサポートという点です。

勿論、うつの場合は見知らぬ人が助けてくれると言ったことはありませんが、友人や知人、会社の同僚など様々な人のサポートがあってこそ快方への道ができてくると思います。

そんな中でも家族のサポートは最重要です。これ無くして寛解はあり得ないです。

家族が病気を理解し、寄り添うだけでも「自分は一人ではない」と思えるものです。

※私の実体験です。

また、極力意欲を示したものはやらせてください。飲酒などの生命の危機に陥る可能性のあるものは当然ダメ(薬の効果にも影響があります。)ですが、読書がしたいやゲームがしたいなどの衝動がある場合は快方へ向かっている証拠でもありますので変に制限などはせずに衝動が一旦落ち着くまではさせてくれた方がいいです。

※私の場合は1日の中で何度か衝動が現れてすぐ消えると言ったことがありました。

 

長々と気がつけば1000文字オーバーで読みづらい文章になってしまいましたのでここで一区切り。

 

何はともあれ、「うつ病」は事故で言えば後遺症が少なからず残ってしまうようなものです。生涯付き合っていく必要のある病気だからこそ「心の風邪」なんて生易しい表現ではすむものではないです。

だからこそ、本人と家族の理解と周りのサポートがとても大切だと私は思います。

 

長文にお付き合いいただきありがとうございました。